遺品整理の料金

遺品整理の料金について

年々新規業者の参入も相まって、低下傾向にあるようです。依頼する側にとってみればとても喜ばしいことだと思います。料金の算出方法は対象の部屋 数、何階なのか、物の量などで必要人員を割り出し、それ以外に粗大ごみとなる場合の処分代を別途計算し、現場を見て最終的にお見積を提示します。必要に よってはハウスクリーニングや消毒などもオプションで選択できます。(業者によって取り扱っていない場合もあります)
大体の相場を知りたい場合は 最近のホームページでは間取りの大きさ単位で簡易的に料金提示を行っていますので、目安にはなります。あとは依頼した遺品整理業者が古物商の免許を持って いる場合は買取してくれるケースもありますので、面倒な場合は大切な形見以外はすべて処分する形で依頼する方もいらっしゃいますが、中には貴金属品や昔の 古銭、骨董品など価値があるものも含まれている場合もありますので、遺品整理時にはしっかり立ち会って、仕分けも一緒に行った方が良いでしょう。

安いだけで決めて良いのか!?

ホームページでは遺品整理の概算金額が間取り単位で掲載されていますが、その金額が安いから1社しか見積もりを取らないというのは大きな間違い。あくまで 概算金額であって、実際には現地調査後の見積りとなります。その見積もりでは結果的に他社が安い場合もありますし、付帯サービス内容に違いによって高かっ ただけの場合もあります。具体的なサービス内容(ただ運ぶだけなのか、掃除はどこまでしてくれるのかななど)の確認とあとは実際にどのような方が担当して くれるのか。きちんと供養し、故人を敬い、親族への心配りが行き届き、気持ちよく作業を行ってくれそうな人なのか。料金が安くても作業が雑ではどうしよう もありません。ひとつの判断材料は電話の対応から変わってくるでしょう。サービスが行き届いていれば電話の応対から指導されているはずです。結論としては 出来る限り数社から見積もりを取った方が良いですが、料金だけで決めるのはあまりお勧めしません。